BMW X1

BMW X1の試乗記

今日は入院中のジャガーXE Sの替わりに、BMWのX1 xDrive18dをレンタカーして走ってきたいので、試乗記を書きたいと思います。

まずは、基本性能を見ていきましょう!

 

【基本性能】

BMW X1 xDrive18dジャガーXE-S (340馬力モデル)
全長4,455mm4,680mm
全幅1,820mm1,850mm
全高1,610mm1,415mm
車両重量1,660kg1,710kg
エンジン形式直列4気筒DOHCディーゼルV6 スーパーチャージャー
出力150馬力(4,000rpm)340馬力(6,500rpm)
トルク350N・m
(1,750rpm-2,500rpm)
450N・m
(3,500rpm)
ミッション8速AT8速AT
0-100km/h9.2秒5.1秒
最高速度205km/h250km/h
駆動4WDFR
値段496万~839万~

基本性能を調べてみて最も驚きだったのが、0-100km/hが9.2秒もかかるということですね。後程詳しく書きますが、体感ではもっとしっかり加速する印象です。正直、街中だけなら、相当しっかり加速する感じがします。

もちろん、ディーゼルの特性だとは思いますが、やはり低速ではトルクフルという感じがします。

 

【エクステリア】

BMW X1の試乗記

エクステリアに関しては、特段、奇をてらったところもなく、極めてオーソドックスなSUVという感じです。

フロントグリルのところなんかは比較的かっこいいと思います。4シリーズのように、大きいわけでもなく、ちょうどいい(ある意味見慣れている)BMWのエクステリアという感じです。

BMW X1の試乗記

真横の写真を撮影すればよかったと少し後悔してますが、意外とリアが短くなっており、トランクルームもSUVの印象よりも小さい印象です。

ただ、この全長が短いという点が、意外な効用をもたらしていて、それはドアも短いということです。

あまり意味がわからないかもしれないのですが、ジャガーXEは全幅が長いことに加えて、ドアもそれなりに長さがあるので、商業施設などで、子供たちを乗り下ろしさせようとすると、結構隣の車にぶつかりそうになります。

狭い駐車場では、1段階も開かないという時すらあります。

一方で、BMWのX1は、ドアが短いので、結構となりとの距離ギリギリだな~と思っても、しっかり開けることができ、子供たちの乗り下ろしがすごく楽でした。

このあたり、日常使いを考えると地味にありがたいなと感じました。

 

【インテリア】

BMW X1の試乗記

インテリアは結構しんどいな~という印象です。言うても500万の車なので、さすがにもう少し高級感があってもいいのではないかなと感じてしまいました。

BMW X1の試乗記

特に気になったのは、センターコンソールの所ですかね。個人的に、昭和感がするなと感じてしまいました。エアコンは、温度設定すらありませんw

ボタンも全て物理ボタンですし、シフトレバーも少し古いデザインのように感じます。

この車は2018年に登録されている現行モデルなので、決してこの車が古いというわけではありません。

ただ、グレードによってはもう少しスタイリッシュなデザインにもなるようなので、実車をご覧になって頂くのが一番かもしれません。

 

また、機能面では、車線からはみ出た時に振動で教えてくれるなど、一定の装備がついているようでした。

車の周辺の物との距離もディスプレイに赤、黄、緑で360°、かなり視覚的にわかりやすく表示してくれるので、安心できると思います。

この10.25インチのディスプレイはタッチパネルもなっているのでナビの操作も楽でした。

 

【走行フィーリング】

走行フィーリングはさすがBMW!というのが総じて感じたところです。先ほど少し記載をしましたが、低速域ではモリモリとトルクを発揮してくれますし、60km/hまでの加速はかなりいい感じです。

ず~っとスポーツモードにしていたこともあると思いますが、思ったよりアクセルレスポンスも良かったです。

そう言うフィーリングを得ていたので、帰宅して、0-100km/hの値を調べて驚きました。そう考えると、やはり60km/h以上の所が問題なんでしょうね~

確かに、高速道路に乗って、100km/hに近づいてくると、だんだんしんどい感じはしました。高速域での伸びは、ディーゼルという特性上、やはり難しいのだと思います。

それと、高速カーブでのロールは気になりました。もちろんBMWですので、足回りもそれなりにしっかりしているようには感じましたが、車高の問題もあり、限界はあるのだと思います。

私も妻も改めて車高の低い車の方がいいね!という結論になりました。

全体的に、この車は、ジャガーXE Sと比較して、体感速度が速いと思いました。でもこれは、BMW X1が特別なのではなく、おそらく、ジャガーXE Sの体感速度が抑えられているためだと思います。

車のコンセプトからしても、街乗り用の車ですし、その割にはしっかり走るという感じだと思います。

もう一つ重要なのが、ディーゼル特有の音と振動でしょうか。

普段乗っている分にはそこまで振動を感じたりしませんが、アイドリングストップからの再始動ではかなり感じました。

また、音に関してもやはりそれなりに感じました。

これは単なるアイドリング中の音ですが、まぁ~結構しますねw

立体駐車場を上がっていく機会がありましたが、自分がトラックを運転しているのではないかと感じてしまいましたww

普段であれば、窓を開けて、アクセルを踏めば聞こえてくる素敵なエンジンサウンドがトラック…というのは、運転が楽しい♪という感じにはなりにくいですね。

ここは、実用性との兼ね合いという感じです。

 

【総合的な感想】

低速域での走りはそれなりですし、街中で走る分には何の不自由はないと思います。一たび踏み込めば、それなりに走ってくれますし、そこはさすがBMWという感じだと思います。

移動というサービスを効率よくするための車という観点ではありだと思います。

一方で、インテリアの雰囲気や街中での埋没感から考えると、どうせ500万円の車を買うなら他の選択肢もあるのではないかなと思ってしまいます。

それこそ新型のXEも530万円~ですので、こちらの方がインテリアの雰囲気もエクステリアの雰囲気もそして走りもいいのではないかなと思います。

新型のXEもいつか試乗してみたいなとは思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください