ジャガーXE

イアン・カラム氏

20年間にわたり、ジャガーでデザイナーを務めたイアン・カラム氏がジャガーを去ることになったようです。

イアン・カラム氏の代表作は、アストンマーチンのDB7でしょうか。DB9などのデザインにも深く関与されたようです。

その後、ジャガーに参画し、XK、XF、XJ、F-typeそして、XE、F-pace、E-pace、I-paceと多くの車を生み出してくれました。

XE、XF、XJ、F-paceのデザインはConsistencyを重要視したとされています。また、今のようなデザインにしたときに、イアン・カラムは、このデザインにブリティッシュレーシンググリーンは似合わないと言ったらしく、ジャガーのカラーイメージのグリーンは、かなり台数が絞られての販売だったやに聞きました。

イアン・カラム氏がデザインに関与されるようになって以降のデザインは、老若男女問わず好まれるデザインだったのではないでしょうか。

後任は、ロータスのエリーゼのデザインに携わったとされる、ジュリアン・トムソン氏が就くとのことです。

今のデザインにロータスの血が混じり、新たなデザインへ昇華していくのはとても楽しみです!!

 

今回は、イアン・カラムがデザインしたジャガーXEのデザインを改めてみていきましょう!!

イアン・カラム氏

まずは正面からの姿です! Audiが直線美を追求するのに対し、ジャガーはあくまで有機的で曲線を多く使うデザインをしています。特にボンネットのところのラインなどは、動物の骨格的なイメージも彷彿とさせます。

また、ヘッドライトもLEDではなく、キセノンというところもある意味で、有機的な雰囲気を出しているかもしれません。

イアン・カラム氏

サイドからの見た目です。サルーン(セダン)でありながら、後部座席はかなりしぼられており、スポーティーな見た目に優先度をおかれています。XFはもう少しリアが長いですが、XEはロングノーズショートデッキになっています。デザインとしては、XFのほうがより洗練されているイメージですが、走る楽しさはXEのほうがあるかもしれません。

イアン・カラム氏

リアはかわいいプリけつちゃんなのもおちゃめなところw

後ろから見ると、意外とこぶりに見えたりします。

イアン・カラム氏

石畳に都会の雰囲気も似合いますし、

イアン・カラム氏

夜は夜で、ヌルテカさせながら、色気も出るような車です。

改めて、ジャガーXEのデザインを作ってくれて、ありがとうございました。と言う思いですね。

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