HUBLOT CLASSIC FUSION

HUBLOT CLASSIC FUSION

NATOストラップの魅力

誤りは全て、この1枚の写真から始まりました…

これまで購入してきた時計は、いずれも仕事の時に着けることをイメージした時計が多かったです。

一方で、最近は子供達が大きくなり、公園などで外に出て遊ぶことも増えてきたので、少しエッジの効いた休日用の時計が1本欲しいな~と思うようになりました。その中で、NATOストラップ(ナイロン製のストラップ)を使用したモデルがかっこいいな~と思うようになり、色々探してみました。

ところが意外と時計探しは難航。やはりNATOストラップに合わせるのに変な雰囲気にならないということを考えるとダイバーズウォッチでベゼルのカラーが少しエッジの効いたものがいいな~と。ところが、ダイバーズウォッチを出しているメインどころのメーカーとなると

  1. ロレックス:価格的に無理
  2. オメガ:これでもまだ高い+もうすでに所有している
  3. タグホイヤー:アクアレーサーは価格的にだいぶ安くなってくるものの、こちらも既に所有している
  4. チューダー:ロレックスの弟分で、比較的にリーズナブルなんですが、少し小ぶりという点に加えて、文字盤の輝きなども少し落ち着いている(?)

休日用の時計なので、コストを抑えつつ、ビジネスでは使えないような、少しエッジが効いた色の文字盤がいいなと思い、行き着いたのが、ORISのダイバーズウォッチでした。

HUBLOT CLASSIC FUSIONHUBLOT CLASSIC FUSION
国内正規品 ORIS(オリス) アクイスデイトHUBLOT CLASSIC FUSION

オリスは、名前があまり知られていない気もしますが、1904年に誕生し、スイスで100年以上の歴史を持つ由緒正しき時計メーカーです。技術力も定評があるようで、とてもオリスに興味を持つようになりました。

また、緑の文字盤の時計は、かなり珍しく、文字盤のかなりきれいに輝きます。以下の動画が非常に参考になりました。

ところがこの時計は少し型が古いようで、取り寄せの依頼をお店に出したりしましたが、入荷連絡も来ず、半ばあきらめておりました。

 

彗星のごとく現れた”HUBLOT”

困ったな~と思って、色々な時計店のHPなどを見ていたら、HUBLOTのCLASSIC FUSIONのモデルを見る機会がありました。HUBLOTと言えば、超高級時計というイメージがあり、それこそ数百万円という印象を持っていましたが、その中のCLASSIC FUSIONは、かなり価格が抑えられているということを初めて知りました。

HUBLOT CLASSIC FUSIONHUBLOT CLASSIC FUSION
ウブロ クラシックフュージョン チタニウム ブルー 542.NX.7170.LRHUBLOT CLASSIC FUSION

特に気になったのが、このモデルで、これならNATOストラップではないものの、仕事ではできないカジュアルな時計だし、なによりあのHUBLOTだし、これは名案だ!!と自分の中でかなり納得が行きました。

ところが、一歩落ち着いて考えると、元々はコストを抑えてというコンセプトを持っていたのに、気づいたら、予算の2~3倍となかなかエグい状態に…

その中でもなるべくコストを抑えるべく、並行輸入などで個体を探してみると中古で1ついいのが出ていたので、見に行くことにしました。

 

都内でも有数の時計屋さんで見せて頂きました。かつては中国人が大量に押し寄せロレックスなどを買いあさっていたのでしょうね。その日も1団体おりましたが、中国語を話せる店員が対応してました。

見せて頂いた個体を腕につけると、あまりの輝きに感動!!これは確かに特別な時計だと心から感じてしまいました。この瞬間敗北です…

妻も全く同じ感想で、確かにこれはいい時計だとw その瞬間、「購入します!」と言いたかったのですが、そこをぐっとこらえて状態を確認。まずは保証書と箱を見せて頂くことに。付属品は全て揃っているようでしたが、肝心のギャランティーカードは、残念ながら空欄でした。空欄ということは、並行輸入品ということですね。おまけに隅々まで傷の状態などを確認していくと、文字盤裏にそこそこ深い傷もあり、残念ながらパスすることにしました。

その後もいくつかのお店を見て回るもこれという個体に出会えず、おまけに色々話を聞いていくと、HUBLOTは並行差別が結構あるようでした。並行輸入の時計と正規店で購入した時計とでは、メンテナンスの料金に差を設けるというポリシーですね。

おまけに昨年くらいから各正規店に対して、並行品に関しては、メンテナンスを断ってもいいというお達しが通達されたようで、ますますその差別は大きくなっていっているようです。

もう一つ衝撃だったのが、HUBLOTは比較的故障が多いメーカーのようです。見た目がごついので、衝撃に強いと勘違いされる方が多いのですが、実はその逆に、どちらかというとスマートにドレッシーにつける時計なんですよ。と教えて頂きました。

これには目から鱗でした。やはり自分の足で情報を稼ぐのが一番だなと改めて思いました。これを教えてくれたのが、まさに並行を扱っておられるお店の店員さんだったので、恐縮でしたが;

 

突然の出会い

並行差別が強く、故障のリスクもあると聞くとこれは正規品を買った方が安心ですし、これはもうしばらく我慢して、貯金をしてから買うしかないかな~と思っていました。

ところが、先日、全く別件で用事がある際に、ふらっと近くのお店を訪問してみたところ、突然出会ってしまいましたw

訪れたお店は、正規店なんですが、店舗の一部で、そこで販売した時計の中古品を扱うお店でした。正規品は改めて検討かな~と思っていたのですが、何か中古品でいいものはないかと入ってみると…

HUBLOT CLASSIC FUSION

気になっていたモデルに近いモデルが販売されているではないですか!! しかもこのモデルは、ブラックセラミックが用いられた上位モデルで、完全に一目ぼれでしたw

最初に気になっていたモデルは、45mmという大きさに対して、シンプルな3針モデルだったので、少しのっぺりした印象で、これは難しいかなと思って、クロノグラフのモデルを探していたりしました。

ところが、このブラックセラミックを用いたこのモデルは周りが暗い色ということもあって、引き締まって見えます。

そして妻のこの一言がとどめの一撃でした…

妻:「この時計のベルトの部分、くまの車の色にそっくり!」

くま:(確かに!!もうこれしかない!)

完落ちでしたw もう何の弁明も無理でしたww 予算オーバー?⇒予算オーバーもいいところさwwww

しかもこの個体は何がいいって、冒頭に述べた通り、販売をしている正規店で過去に販売された品であり、ギャランティーカードにもばっちり名前が入っておりました。また、購入証明書などもしっかり入っており、素性も何もかも完璧に把握ができる個体。おまけに目立った傷もほぼなく、理想的な個体でした。

 

間違いなく特別な時計

最初に腕につけた時に感じたフィーリングそのままで、日々つけてもまさに特別な1本だと思います。

HUBLOT CLASSIC FUSION

輝き・デザイン・存在感・オーラ…、その全てがこれまでの時計とは全然違いますね。

文字盤は深みのある青で、青×グレーという感じでしょうか。光沢も強くこれだけでも一流品という感じがします。秒針には、HUBLOTのロゴがあしらわれており、この秒針は、オーバーホールをすると必ず壊れてしまうほど繊細な物だそうです。

「HUBLOT」はフランス語で船窓という意味で、ベゼルはまさに船の窓をモチーフにしたデザインになっています。

HUBLOT CLASSIC FUSION

ベゼルの仕上げとケースの仕上げも同じブラックセラミックでありながら、異なる風合いに仕上げられており、伝統的なクラシックなデザイン×異なる素材を掛け合わせる「CLASSIC FUSION」の世界観を一つの素材で実現していると感じました。

公式HP:HUBLOT クラシック・フュージョン CERAMIC BLUE BRACELET

 

懸念していた、オーナー登録である”HUBLOTISTA”にも登録が完了し、完全に正規品として購入したのと同等の扱いを受けられそうです。

この時計に出会えたことは本当に感謝しかないですし、私にとってはとっても大きな買い物になりましたが、後悔は全くないです。

次の車はだいぶ先送りになりそうですが、頑張っていくしかないかなと思います;;

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