温泉リベンジ成功なるか！？
なんのリベンジかって？
『奥日光ホテル四季彩』という人生で最悪の温泉宿のリベンジですｗ
ただ、このリベンジマッチにも紆余曲折の経緯がございました…。その経緯は先週書いた記事に詳しく書いているので、ぜひご覧になってくださいww
とは言え、今回の宿も、その紆余曲折のせいで、日曜日に宿泊するにも拘わらず、予約をとったのは2日前の金曜日ということで、正直かなりビクビクしながら向かいましたｗ
今回お世話になったのは、群馬県の伊香保温泉にある『お宿玉樹』さんです。山形県山寺、香川県金毘羅と並び、日本三大名段の一つに数えられる、伊香保温泉の石段のすぐわきに立つ素敵な旅館です。伊香保温泉は、約440年前に日本で初めて温泉都市計画に基づいて整備された温泉街と云われているようで、まさに由緒正しき温泉街という感じでしょうか。
これぞ理想の日本旅館！
ご覧の通り、宿の目の前がバスターミナルになっており、その奥に石段が見える、まさに絶好のロケーションです。
宿に入ると、本当に昔ながらの日本旅館を体現するような雰囲気とおもてなしに感動します。やっぱりこうだよね！！！という思いを持ちながら、ラウンジに行くと、素晴らしい中庭が。
決してきらびやかではないものの、軒下に、ほおずき、打ち水、風鈴に下駄となんともいい雰囲気です。風も標高が高いせいか涼しく最高でした。本当に「夏休み」を絵にしました！という雰囲気です。
このラウンジでは近隣の牧場のアイスクリームも食べることができます。新鮮なアイスほど甘すぎず、すっきりしているので大好きです。
続いて、お楽しみの部屋に向かうことにしましょう
今回宿泊をさせて頂いたお部屋は「木漣」というお部屋でした。この看板だけで少しときめきますねｗ
お部屋は平成26年につくられており、とてもきれいで、清潔感のある部屋でした。角部屋だったので、開放感あふれるつくりになっており、この明るさだけで幸せな気分になりました。また、段差もなく、机も小さいので子供達を解き放つのにもうってつけでした。
毎度ながら部屋の写真を撮るのを忘れてしまったので、少し荒い画像で恐縮です。ちなみにこの写真の背面には、ベッドが2つ置かれており、広さも十二分です。
奥はテラスになっており、風呂からあがったらそのままくつろげます。そして、その左側に露天風呂があるというつくりになっています。
こちらが露天風呂からの眺めです。谷川連峰を眺めながら源泉かけ流しの温泉に入るという贅沢は最高ですね！！
広さも十分ですし、なかなかにいい温泉でした。
ただ、一つだけ懸念点がないわけでもありません。先ほどこの宿の目の前がバスターミナルになっているというのはお話をしたかと思います。
何を隠そうこの露天風呂、バスターミナルから丸見えなのです！！ぜひ冒頭に掲載した写真を見てみてください。上から二つ目の一番左の部屋が今回宿泊させて頂いた部屋ですが、ターミナルから丸見えですねｗｗｗ
私が過去宿泊した宿の中で最もハレンチな宿かもしれません。
そして、お楽しみの夕食タイムです！！
夕食に関しても地元の食材をふんだんに使いながらも贅沢さの演出も怠らず、なかなか素晴らしいものでした。
例えば、このお刺身ですが、左側はいわゆるよく出るオーソドックスのお刺身です。ただし、この大トロは本当に絶品でしたし、いかにしそを巻いてあるものも、ここまで食べ応えのあるイカもなかなかないな～と感じました。とても山奥に来たという雰囲気がないくらいいいお刺身でした。
一方で、右側は全て川魚や地元の食材です。鯉のあらい、こんにゃくのお刺身、イワナのなめろうでした。これを組み合わせて出すというのはなかなかできないですね。
その他にも前菜で鮎の塩焼きが出たり、メインでは、信州牛のすき焼きが出たりと地元の食材を使いながら、豪華さも演出するという立派な夕食でした。ごちそうさまでした。
前回はだいぶ痛い目にあいましたが、今回泊まらせて頂きました『お宿玉樹』さんは、つるや吉祥亭さんに匹敵するくらい素晴らしいお宿だと思いました。
宿からは榛名湖が近く、たまにいい音がする車が通りすぎることや早朝に最高のドライブができることも含めて、かなりお気に入りの宿になりそうです。
宿の雰囲気、おもてなし、部屋の清潔感、厳選かけ流しの露天風呂付き客室、そしておいしくて工夫がこらされている食事と、ほぼ申し分ないお宿だったように思えます。
今回の旅行は本当に満足度が高く、最高のリベンジとなりました！！ぜひ泊まられてみてください。
公式HP：お宿玉樹
くまジャガのおすすめ度
高級感：★★★★
清潔感：★★★★★
部屋 ：★★★★★
風呂 ：★★★★
夕食 ：★★★★★
朝食 ：★★★
総合 ：★★★★★