昨年のちょうどいまくらいに、自動ブレーキ搭載車の自動車保険で、自動車保険業界の闇の一部をご紹介したかと思います。
結論だけ申し上げれば、自動ブレーキ搭載車の自動車保険は安くなるという情報を保険会社にぶつけたら対応できないと言われたので、解約すると言ったら、契約をまき直すことができて、保険料が4万円以上安くなったというひどいお話です。詳しくは下記の2記事をご覧になって頂ければと思います。
今回は、金額こそ少ないものの、よく起こりうる事案だと思って、改めて記事にすることにしました。
今回は、『短期料率』というのがキーワードです!
ご案内の通り、先日車を乗り換えたわけですが、それに際して、自動車保険を東京海上から損保ジャパンに乗り換えました。
正直、自動車保険など、コストでしかないので、できるだけ安くしたいという思いと、前述の自動ブレーキ搭載車の件で、信頼出来なくなっていたので、変えました。
結果だけ、申し上げれば、車両保険が倍になったにも拘わらず、保険料はほとんど変わりませんでした。
それに加えて、これはジャガーといくつかの損保会社が提携をしている施策ですが、年に1回、ガリ傷、飛び石傷などは等級を下げることなく、保険で修理をすることができるそうです。他のメーカーさんも同様のサービスをしているようですが、ジャガーはその保証額が最高ランクなんだとか。
というわけで、結果としては、車両保険が倍+飛び石などは年に1回修理ができるのに、保険料が変わらずに契約ができました。
ただ!一つだけ問題があって、今回の免許更新で、残念ながらブルー免許(詳しくは下記のブログへ)になってしまうという。そのちょうど端境期での契約更新となりました。
どうしたもんかと損保の担当者に相談したところ、今の東京海上の契約を解約して、免許更新時期に新しい契約にすれば、新しい契約もゴールドで適用できるということでした。
しかも、ゴールドの割引が他の割引対比圧倒的に効くので、使わないのはもったいないとのことでした。
東京海上の契約があと1か月残ってましたが、解約して、新しく損保ジャパンの契約をすることにしました。
と・こ・ろ・が!最後の最後でありえないことが!!!
東京海上に電話をして、今の契約を今日限りで解約をしたい。と申込みをして、手続きを進めたいたら、返戻金が7,000円弱ですと言われました。
ちょっとまて!と。残り1か月以上残っているのに、なんでそんな返戻金が少ないんだ?と聞いたところ、
短期料率というのが予め決められていて、それの料率をかけたものだけを返金しますとのこと。
じゃ~月払いにだったらどうなるんだ?と聞いたところ、月払いであれば、当該月の請求はしません。とのこと。
じゃ~年払いだと戻ってくる金は70%とかしかないのに、月払いだとそうにはならないってことか?と聞いたら。そういう契約になっています。と。
こんなことありますかね?なんで受けてもないサービスのために金を多く取られなければいけないのか、全く納得いかないっすね~
私はまだ最後の1か月だったので、保険料の8.3%が返ってくるところを5%しか返ってこなかったですみましたが、最初の1か月で同じことが起きていたら、91.7%返ってくるところが75%しか返ってこないとかが発生します。
間違いなく言えることは、損保会社のビジネスは非常に不透明で、わかりにくくすることで、個人から金を巻き上げようとしているようにしか思えません!
本当にどうにかしないとダメだと思います。