紆余曲折の末、デパートへ
今週末はもともと、半年近く延期している、念願の「つるや吉祥亭」を訪問する予定でした。
元々、4月につるや吉祥亭を予約していたのですが、コロナにより延期、緊急事態宣言も解除されたので、7月の4連休に再度訪れるべく予約をしていたのですが、今度は急に休日出勤になってしまい、諦めざるを得ませんでした。
そこで訪れた日光は、宿がもう目も当てられない宿…
どうしてもこれでは納得できず、仕方なく、この写真に写っている風呂の中から、再度、つるや吉祥亭の予約をしました。
もちろん、人気の宿なので、このコロナ環境下でも予約はとれにくく、色々見ていると、8/23(日)泊であればなんとか取れそうだったので、一日年休を取って、訪れることにしました。
ところが!!!8/21(金)に念のため予約を確認しようと思って見てみると、8/24(月)泊になっているじゃないですか!!!!!
完全に予約する日を間違ってしまいました…
さすがに2日連続年休を取るわけにもいかず、泣く泣く、再度キャンセルしました。完全に出禁になるんじゃないかとびくびくしております。
とは言え、妻が転職することも決まり、ちょうど休み中なのと、記念日が近いこともあって、さすがに温泉を完全にキャンセルするのもしのびないので、別の宿を探しました。緊急でとったので、いい宿だといいのですが…
とは言え、なんとも少しテンションが落ちる形になったので、思い切って、2泊の旅行にするかな~と思い、色々調べてみたのですが、値段に対してなんともしっくりくる旅館や行先もなく、諦めました。
そこで、今日は妻の服とかを買いにデパートに行くことにしました。
この選択が後に大変なことに…
気づいたら…
最初は洋服とかをいくつか購入して、お昼時になったので、レストランで食事を取っていました。
妻は時計とかに無頓着で、彼女が所有している時計で、動いている時計は一つもありませんw 今回、転職の合間ということもあり、少し時間があるので、洋服とかを見直そうという話をしていたこともあって、食事を食べながら、「そういえば、時計ってどうなん?」っていう話しをふってみました。
そうしたら、「確かに、1本くらいちゃんとした時計があってもいいかも!」という話になり、その場で色々調べてみると、ジャガールクルトのこのモデルが二人とも気に入ったので、訪れてみることにしました。ジャガーだしw
ところが、このモデルは女性がするにはデカすぎました。妻は身長も高く、どちらかと言えば、華奢な体格なので、こういうクールな感じが似合うと思ったのですが残念でした。
諦めて帰ろうかな~と思っていた矢先、妻がふと、「カルティエにも寄ってみたい」と言うので、寄ってみることにしました。個人的には、宝飾時計はあまり好きではなかったので、あまり気が進まなかったのですが、とりあえず、ついていってみると…
はッと気づいたら、ソファーに座ってました…
なんと末恐ろしいことか…
これがわが身にも起こりうると思うと、ゾッとしますねww
確かに宝飾時計って値段の割に時計の機能としてどうなの?というのはあるのかもしれませんが、見せるという側面に立つと、やはりそこは人気があるだけのことはあると思ってしまいました。正直、私も妻も購入した時計を着けた瞬間にこれだなと思ってしまいましたw
もちろん、私は時計に関して完全に素人ですが、今日、時計を探すにあたり、ロレックス、ジャガールクルト、オメガなども着けさせて頂きましたが、カルティエのきらびやかさの中に上品さを見せるデザインは、うまいなと素直に思いました。
カルティエの時計の歴史は古く、1888年に最初の女性向け腕時計を制作したようです。そこから132年という歴史の重さはやはり凄いものがありますね。
タンク アメリカン
カルティエの代表的なモデルとして、「タンク」というモデルがございます。第一次世界大戦を終戦に導いた「平和の象徴」であるルノーFT-17 軽戦車がモチーフになっているようで、左右のラグが上下にはみ出て、まさに洗車のような形になっています。
今回購入した時計は、それのアメリカンというモデルで、一番ベーシックな「タンク ルイカルティエ」よりも縦長で、より女性らしいデザインになっています。「タンク ルイカルティエ」はあの、ダイアナ妃ができ愛した時計としても有名だそうです。
今回購入した「W2607456」という型番のモデルは、左右のラグは18Kのピンクゴールドになっており、華やかな雰囲気になっています。
ベルトは、アリゲーターで、色味がとてもきれいですね。個人的にはこのベルトだけでもすごくいい雰囲気を出していると思いました。
文字盤には、ローマ数字があしらわれており、クラシカルな雰囲気を出しています。針は青色のきれいなカラーで、真ん中の部分にはギョーシェ彫りがされているので、光が当たるごとに表情を変えてくれます。通常の「タンク アメリカン」には、ギョーシェ彫りがされてません。
もう一つの特長がリューズです。通常の「タンク アメリカン」のリューズはブルー シンセティックという人口石が使われていますが、このモデルは本物のサファイアが使用されています。
このあたりは、さすがイギリス国王のエドワード7世が「王の宝石商、宝石商の王」と称したカルティエですね。
当初は旅行に行こうとしてましたが、お金がもったいないと思ってしり込みをしたのに、とんだ出費になってしまいましたw
それでも、この時計は妻に似合っていると思いましたし、この時計なら長い期間大切に使える時計だと思います。ちなみに、この時計の保証期間は8年間だそうです。8年間の間は電池の交換も含めて無料だそうです。
今回もとんだ行き当たりばったりで出会った時計ですが、すごくいい時計だと思います。とてもチャレンジングな時計ですが、1本くらい贅沢な時計を持っていてもいいかなと思いました。詳細はぜひ、カルティエの公式HPも合わせてご覧になってください。公式HP:タンク アメリカン(W2607456)
明日からの旅に一つ華が咲きそうです。